2006年 日本
監督・脚本/中島哲也
原作/山田宗樹
出演/中谷美紀、瑛太、伊勢谷友介、
宮藤官九郎、劇団ひとり、
黒沢あすか、荒川良々、ほか
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下妻物語を見て、調子に乗って行ったのがいけなかった。
あんなお気楽映画じゃなかったよ・・・(;´д`)
前半・・・期待を裏切らない変な展開。声出して笑う。
中盤・・・痛々しくどこか他人事に思えない展開をただ見守る。
後半・・・救いどころがなく悲しみで胸がいっぱいになる。
ラスト・・・涙止まらず。
違う監督が作ったら、どこにも笑いのひとつもない
最悪の作品になったかも知れない。
この監督だからこそ、こんなひどい人生が楽しいものに
見えてくるような作り方ができたのだと思う。
中谷美紀という女優は好きではなかったけど、
この作品での体当たり演技には感心した。
撮影期間のことを書いた本が出ているらしく、
レビューとか見てたらすごい面白そうなので
ぜひ買ってみようと思う。
しかしこのストーリーは見てて苦しくなった。
人によっては楽しいとか面白いとか感じたりしても
決しておかしいとは思わないけど、私のように
感情移入してしまって苦しくてたまらなかったと
いう人もけっこう多いんじゃないかなぁ。
よくできた映画だけど、「楽しかった」とは
決して言えないなぁ。
なんなんでしょ?
ミソジ独身にとっては他人事じゃないのかね。
詳しく書くとネタバレになっちゃうってのより
今もまだ苦しくてストーリーを思い出したくないので、
今日のところはこのへんで。
続きは気が向いたら書きます(期待薄)。
6/28(wed) レディースデー